昇級審査の結果発表を行いました。
やはり賞状をもらい帯色が変わる瞬間はみんな嬉しそうですね。
それぞれの達成感の瞬間でもありますね。
僕は子供に教えるときに一番大事にしれいることは、子供それそれに対しての達成感の設定です。
例えば、
一人の子にとっては簡単にできてしまう空手の型も他の子にとっては中々できないこともあります。
しかし、時間をかけて稽古をしてできるようになり、それが賞状や帯で認められるとその子にとってはかけがえのない瞬間となります。
これが達成感です。
小さなことかもしれないけれど、その積み重ねが、その子のこれからの人生にとって、大きな支えになるはずです。
それと同時に帯色が変わったり、昇級したりすると、 責任感も重くなります。
今まではできなくてもしょうがなかったことや、ダラダラして優しく注意されていたことも、昇級すれば信頼や期待もあるので、更に厳しくなります。
慢心すれば、本当に帯も降格させます。 新しく入門した生徒にとっては帯の色は強さの象徴です。
さすが青帯だな。
やっぱり茶帯は違うな。
黒帯はカッコイイな。
そう思われるように自分の帯色に恥じない素敵な人になってくれたら僕も嬉しいです。
新しい帯になり、兜の緒を締めよう。
佐藤道場 北方支部
支部長 長崎秀昭